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高齢妊娠(二番目の不妊)
   

最近増加する高齢妊娠による二番目の不妊。
20~30年前には、女性の結婚年齢の平均が、20代であった為、第一子・第二子・第三子を30代初め頃までに出産してしまう傾向が多かった。当時は、女性の社会的進出も最近と比べて少なかったために結婚年齢が20代半ばなので結婚するとすぐ妊娠を望むことが普通でした。
最近では女性も積極的に社会に進出する傾向が強くなり、結婚年令も必然的に遅くなることにより妊娠年齢も高まっています。

一般的に自然的な夫婦関係を1年ほど続けても妊娠しない場合を不妊だと考えます。 原因不明の不妊もありますが、その中には年齢によって、自然的に妊娠の確率が低下、不妊になる場合も多くあります。 ですから最近では初産でなくても高齢妊娠により診療をお受けになる方が増えています。

妊娠するということは、確率の問題だと言えます。 残念ながら人の力で完全に制御は出来ないので、その確率を最大限高めることが必要になります。 よく耳にするのが体を冷やすと女性は妊娠しづらいなどといいますが、西洋医学では人の体温はある程度一定だから体が冷たかったり熱かったりという概念が確立されていませんので、全くの迷信だとも言われます。 木を見るのも重要だが森を見ることもやはり重要です。

 
 

人の体は「気血陰陽」だと言えます。つまり、年齢を重ねるほど老化するという意味です。
「気血」臓腑(ぞうふ)五臓六腑にエネルギーを供給するエネルギー源を意味し老化とともに低下する。「陰陽」の均衡も徐々にバランスを崩してしまうことを意味します。陽は体の熱を意味し、陰がその熱を下げる働きを意味します。どちらかが上回っても低下してもバランスを維持することが出来なくなり、何らかの障害が生まれ体調不良の原因となります。20代よりは30代に入ると、このような不均衡な現象がより多く現れます。

妊娠をする時には、体のバランスをよくすることが大変重要です。 高齢妊娠の場合には、より一層体のバランスに気を遣って頂かなくてはなりません。 20代の場合ある程度このバランスが維持されているので、結婚1年以内に妊娠が成功することが多いですが、様々な理由でバランスが崩れはじめる30代以上になると2~3年以上かかる可能性が高くなります。体のバランスをよくすることによって30代以上の体も20代と同じように妊娠の可能性がより一層高まる様、治療し改善していきます。当然、ご年齢・状態により個々の治療・処方も異なります。

高齢妊娠の場合幾つ注意するべきことがあります。
身体的に20代に比べて30代以上になると、成人病にかかる可能性がさらに高くなります。 成人病の中でも糖尿病や肥満は不妊や障害児等の出産リスクも必然的に高くなります。そこで、30代以上で妊娠・出産をお考えであれば必ず、糖尿病可否をチェック・また本人が肥満だと思ったら体重と体脂肪を正常に維持することが、今後の妊娠・出産の様々な心配を減らすことができます。又、妊娠中毒症も高齢妊娠の場合、約2倍以上になります。 普段血圧が高かったり血液循環がうまく出来ない方ならば必ず運動と食事療法を通じて体を正常に保つ必要があります。
当院の治療は、妊娠期間中の様々な症状により多様な処方を構成することができます。
・妊娠初期ツワリに使う処方。
・妊娠中の風邪や消化障害など各種疾患に使う処方。
・出産直前1月前から使う処方。
・出産直前1週間に安産を助ける処方。
・出産直後子宮収縮と瘀血を解く処方。
・出産後1ヶ月以内に気血を助けて、母乳授乳に役に立つ処方,出産後2ヶ月からは産後風を止める処方,
など、細かく管理されていますのでご安心下さい。
又、産後肥満を管理する多様な処方があります。
高齢妊娠の場合、漢方医学的にも妊娠前と妊娠中そして出産後にも多様な処方と持続的な管理を受けることができます。

   
 
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